テイクアウト専門店は儲かる?

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テイクアウト専門店って、客席のある飲食店と比べると手軽に始められそう…。でも本当に儲かるのかな?

テイクアウト専門店は、確かに通常の客席のある飲食店と比べて、初期費用も継続するコストも低く抑えられます。だから「コストが低ければ、その分儲かる!」…かというと、実はそうもいかない部分もあります。

あせあせ

え!じゃあ儲からないの!?

しろっち

そんなことはないよ。テイクアウト専門店は、工夫次第で十分儲かるビジネスになるんだ。ただテイクアウト専門店ならではの難しさもあるから、ここでしっかり把握しておこう!

この記事では、あなたが気になる「テイクアウト専門店は儲かるか」という疑問について、徹底的にリアルに解説します。そして、市場の現状から、成功するための戦略、そして陥りやすい落とし穴まで、開業前に知っておくべき情報をぎゅっとまとめました。

あなたの開業にお役立てください!

この記事でわかること

  • テイクアウト専門店のリアルな売上とコスト
  • 儲かるための立地・メニュー・価格戦略
  • 陥りやすい失敗と対策

テイクアウト専門店の売上とコスト

コーヒー豆と天秤のイメージ

テイクアウト専門店を始めるにあたって、一番気になるのはやっぱりお金のこと。売上・コスト・利益率…しっかり把握して、成功への道筋を描きましょう。

ゆびさし

お金の話はちょっと苦手だけど、ちゃんと理解しておかないと!初期費用って、具体的にどれくらいかかるのかな?

しろっち

初期費用は、物件の状態や設備によって大きく変わるんだ。でも、一般的な飲食店よりは抑えられることが多いよ。

平均的な月間売上は150万円〜

テイクアウト専門店の平均的な月間売上は、150万円から200万円程度と言われています。ただし、立地やコンセプト、マーケティング戦略によって大きく変動します。好調な店舗では500万円、小規模な店舗では100万円程度の売上となることもあります。

開業時のコストと継続的なコスト

テイクアウト専門店のコスト構造を詳しく見ていきましょう!初期投資と継続的な運営コストについて、それぞれ解説します。

初期投資と開業資金

テイクアウト専門店の開業に必要な初期投資は、一般的な飲食店と比較して低い傾向があります。これは、店舗面積が小さく済むことや、大規模な客席スペースや内装が不要なためです。
具体的な金額としては、10坪程度の店舗を新規に構える場合、物件取得や内装、設備導入に300万円から500万円が必要です。運転資金を含めると、総額で500万円から1,000万円程度を準備することをオススメします。
初期投資の内訳は以下の通りです。

項目 割合
物件取得費 全体の約10%
店舗工事費(厨房、外観など) 全体の約30%
設備・機器・什器購入費(厨房設備、PCなど) 全体の約20%
初期仕入れ費 全体の約5%
集客費(広告宣伝費など) 全体の約5%
運転資金 全体の約30%

継続的な運営コスト

テイクアウト専門店の運営には、以下のような継続的なコストが発生します。開業時には少なくとも3ヶ月分の運転資金は準備しておきたいところです。

項目 割合・説明
食材費・原価 売上の30~42%程度
人件費 売上の18~25%程度
家賃 売上の5~10%程度
水道光熱費 売上の3~5%程度
広告宣伝費 売上の2~5%程度
容器・包装資材費 テイクアウト特有のコスト
デリバリープラットフォーム手数料 利用する場合、注文金額の30~45%
その他諸経費 売上の2~5%程度

現実的な利益率は5%〜15%

野菜と電卓

テイクアウト専門店の利益率は、もちろん何をどこでいつ誰に売るかなど、条件によって様々です。平均利益率が30~40%と言われることもありますが、これは粗利益で計算している可能性が高いです。より現実的な営業利益率の目安としては、5~15%程度と考えましょう。

デリバリープラットフォーム手数料は利益への影響大

デリバリープラットフォーム(Uber Eatsや出前館など)の利用は、テイクアウト専門店にとって影響が大きいです。これらのプラットフォームは、広範な顧客へのリーチやマーケティング効果がある一方で、その手数料は売上の30~45%にも達することがあります。これに頼りすぎていると、薄利多売の状況から抜け出せなくなる可能性があるので要注意です。

会計ソフトで損益分岐点分析を把握しておこう

損益分岐点とは、売上高と総費用が等しくなり、利益がゼロになる売上高(または販売数量)のこと。これを正確に把握することは、事業が利益を生み出し始めるためにどれだけの売上が必要かを知る上で必要不可欠です。

会計ソフトを使えば損益分岐点を把握しやすくなるので、普段から漏れなく記録しておきましょう。

しろっち

有名な会計ソフトだと「freee」とかがあるね。大事なのは、店舗を開店してからじゃなくて、開店前から費用を記録しておくこと!ここでつけた費用は「開業費」といって、とてつもなく強力な節税効果があるからだよ。

テイクアウト専門店で「儲かる」ために欠かせないこと

新規開店した飲食店

テイクアウト専門店で儲かるためには、どんな戦略を立てればいいのでしょうか?立地、メニュー、価格設定、マーケティング…あらゆる角度から成功の秘訣を探ります!

立地の自由度は高いけどやっぱり重要

テイクアウト専門店は、店内飲食を前提としないため、物件選択の自由度が高いと言えます。ただし、賃料の安さだけで立地を決めるのは危険です。ターゲット顧客へのアクセスしやすさと視認性は、依然として重要な要素です。

テイクアウトの魅力と利益を両立させるメニューに

メニューは、テイクアウト専門店の独自性を打ち出し、利益を生み出すための中核となります。最も重要なのは、商品が持ち運びや時間の経過に耐え、顧客が食べる時点でも品質が維持されることです。

店内飲食より安く…されど利益のあるバランス価格に

価格設定は、テイクアウト専門店の収益性を左右する極めてデリケートな部分です。お客様は一般的に、テイクアウト商品を店内飲食よりも安価であると期待する傾向があります。価格を抑えながらも利益を圧迫しないバランス感のある価格設定をしなければいけません。

集客はオンラインとオフライン両面で

競争の激しいテイクアウト市場においては、効果的なマーケティングは新規顧客の獲得とリピーター育成に不可欠です。オンライン(SNSなど)とオフライン(チラシ配りなど)を組み合わせた多角的なアプローチをしていきましょう!

料理の提供スピードを上げ、顧客満足度アップ

テイクアウト専門店の成功には、スムーズで効率的なオペレーションが絶対条件です。これは、迅速なサービス提供、一貫した料理の品質、高い顧客満足度、そしてコスト削減に直結します。お客様にいかに早く提供するか、あるいはアプリや電話を使った予約サービスなど、顧客満足を高めるための施策は継続しないといけません。

許認可はしっかりとっておく

テイクアウト専門店の開業・運営には、当然ながら許認可の取得が不可欠です。何を売るかによって、飲食店営業許可以外にも許認可が必要になるケースがあるので、役所や専門家に事前に相談するようにしましょう。

コレは?

別の許可って、例えばどんな?

しろっち

例えばお弁当屋さんが、日持ちのする漬物を袋詰めにして売る場合なんかは、飲食店営業許可とは別に「漬物製造業許可」が必要になるケースがあるよ。

テイクアウト専門店ならではのリスクと課題

サンドイッチ

テイクアウト専門店は魅力的なビジネスモデルですが、一方で特有のリスクと課題も存在します。これらを事前に知っておき、適切な処置を取らなければ、儲け続けることはできません。

競合ひしめく市場で勝たなければいけない

テイクアウト市場は成長しているものの、同時に競争も非常に激しいです。他のテイクアウト専門店だけでなく、店内飲食を提供するレストラン、コンビニエンスストア、スーパーマーケットの惣菜部門など、競合は多岐にわたります。

コスト割合の大きい食材費と食品ロスを抑える

食材費はテイクアウト専門店の運営コストの中で大きな割合を占めます。理想的には売上の30~35%程度に抑えたいところですが、弁当や多品目を扱うテイクアウト業態では38~42%に達することもあります。

お客様の手元に届くまでの品質維持が重要

テイクアウト商品は、調理後すぐに消費されるとは限らず、顧客の手元に届くまでに一定の時間が経過します。このため、輸送中や再加熱時(該当する場合)の品質維持が極めて重要となります。

客単価が低く、メニュー数にも制限がある

テイクアウト専門店は、店内飲食と比較して安くないとお客は寄り付きません。そして料理が提供されるのを座って待つわけでもないので、スピーディーな料理提供は絶対要件です。そしてスピーディーに料理を提供するには、メニューを絞り込む必要があります。そういったいくつかの潜在的マイナス面があることは理解しておきましょう。

きゃー

成功するには色々と気をつけることがあるんだね…でも、やってみる価値はありそう!

しろっち

そうだね。しっかり準備して、戦略を立てれば、十分成功できるビジネスだよ!

まとめ

テイクアウト専門店の収益性について、これまで詳しく見てきました。初期費用を抑えられる一方で、競争の激しい市場での差別化や、品質維持、適切な価格設定など、様々な課題があることがわかりました。ただし、立地選びや効率的なオペレーション、的確なマーケティング戦略を組み合わせることで、十分に収益を上げられるビジネスモデルです。

あなたのテイクアウト専門店が長く儲け続けられますように!

この記事は、Small biz運営チームが作成しました。