飲食店開業までの流れ!オープン6ヶ月前からのやることリスト

自分のお店を持ちたい!

夢にまで見た飲食店の開業!ただ、初めての開業となると、何から始めればいいのか、どんな準備が必要なのか、わからないことばかりですよね?

考えるエプロンをつけた女性

飲食店を開業までには、様々な準備や手続きが必要で、一筋縄ではいきません。開業までの道のりは長く、複雑なプロセスを一つ一つクリアしていく必要があります。

あせあせ

そうそう。お店の場所決めとか、お金のこととか、必要な資格だとか…いつまでに何をすればいいのか、わかんない!

しろっち

そうだよね。飲食店の開業は準備することが多いから、一連の流れをステップごとに分けて着実にこなしていくことが大事だよ。

そこで、この記事では、オープン当日までの6ヶ月間にするべきことを網羅!1ヶ月ごとに「今、何をすべきか」をリスト化して、飲食店開業の準備が漏れなくできるようにしました。このリストを片手に、あなたの夢への第一歩を踏み出しましょう!

この記事でわかること

  • 飲食店開業までの具体的な6ヶ月間のスケジュール
  • 各期間(6ヶ月前〜直前)でやるべきことの詳細なチェックリスト
  • コンセプト策定、資金計画、物件探し、許認可申請などの重要ポイント
  • 開業準備をスムーズに進めるための注意点

飲食店開業までのロードマップ

遠く続く一本道

飲食店の開業準備は、思いのほか時間がかかります。コンセプトを固め、資金を集め、理想の物件を探し、お店を作り上げ、必要な許可を取り、スタッフを育て…と、やるべきことは山積みです。

一般的に、しっかり準備を進めるためには、最低でも6ヶ月程度の期間を見込むのが現実的です。もちろん、お店の規模や業態、自己資金の状況などによってスケジュールは変動しますが、ここでは6ヶ月後(約半年後)のオープンを目指す場合の標準的な流れを、期間ごとに区切って見ていきましょう。

<開業まで流れ(6ヶ月スケジュール)>

加工後のテーブル(右列左寄せ)
期間 主なタスク
6ヶ月前〜 コンセプト策定、事業計画骨子作成、資金計画(概算)、情報収集開始
5ヶ月前 事業計画詳細化、資格取得準備、開業形態検討
4〜3ヶ月前 物件候補絞り込み、業者選定・見積もり、保健所事前相談、融資・補助金準備
3ヶ月前 物件契約、融資・補助金申請、店舗設計最終化
2ヶ月前 内装・設備工事着工、メニュー詳細決定、仕入れ先決定、SNS発信開始、求人開始
1ヶ月前 営業許可申請、消防署等届出、スタッフ採用・研修、備品購入、HACCP準備、販促本格化
直前 行政検査対応、許可証受領、最終研修、プレオープン、最終準備
開業日 グランドオープン!
びっくり

こんなにやることがあるだね!でも、こうやって流れが見えると、ちょっと安心。テキスト

しろっち

そうだね。じゃあ、それぞれの期間でやるべきことを、もっと詳しくチェックリスト形式で見ていこう!

【開業6ヶ月前〜】すべてはここから!コンセプト策定と計画

計画を立てる

飲食店の開業準備は、まず「どんなお店にしたいか?」という羅針盤=コンセプトを明確にすることから始まります。ここで描くビジョンが、今後のすべての選択と行動の基盤となります。焦らず、じっくり時間をかけて取り組みましょう。

やることリスト(開業6ヶ月前〜)

コンセプトの明確化

  • どんな種類の飲食店?
    例:カフェ、居酒屋、ラーメン店
  • 誰に(ターゲット顧客)?
    年齢層、性別、職業、ライフスタイル、家族構成、地元住民か、観光客かなど
  • どんな価値・体験を提供する?
    看板メニュー、食材へのこだわり、接客スタイル、テイクアウトの有無など
  • いつ、どこで、なぜ、どのように?
    5W1Hで深掘り
  • 運営モデルは?
    店内飲食メイン?テイクアウト・デリバリー注力?キッチンカー?

事業形態の選択(仮決め)

  • 個人事業主か法人かを検討する
    それぞれのメリット・デメリットを比較検討する

市場調査・競合分析

  • 出店希望エリアの商圏を分析する
    ターゲット顧客の存在、市場規模など
  • 近隣の競合店調査する
    コンセプト、価格帯、強み・弱みなど

事業計画書の骨子作成

  • コンセプト、市場分析、提供価値、大まかな資金計画などをまとめる。

資金計画(概算)

  • 開業に必要な初期費用(物件取得費、内装費、設備費など)の大まかな見積もり。
  • 運転資金(最低6ヶ月分推奨)の見積もり。
  • 自己資金額の確認。

情報収集開始

  • 融資制度(日本政策金融公庫など)の情報収集。
  • 補助金・助成金制度の情報収集。
  • 物件情報(家賃相場、空き物件など)の収集開始。
  • 業界動向や成功事例・失敗事例の情報収集。

この時期のポイント

  • ここで決めるコンセプトが全ての土台に
    ここで決めたコンセプトが、メニュー、内装、価格、サービス、さらには必要な許認可にまで影響します。時間をかけて、徹底的に考え抜きましょう。
  • 事業形態は仮決めでOK
    まずは個人事業主としてスタートし、事業が軌道に乗ったら法人化(法人成り)するケースが多いです。ただし、法人成りの際に許認可を取り直す手間も考慮し、どちらの選択肢があり得るか考えておきましょう。
  • 資金計画はざっくりでもOK
    まずは「だいたい、いくらくらいかかりそうか」を把握することが目的です。自己資金がどれくらいあるかを確認し、不足分をどう調達するか考え始めましょう。
  • 情報収集は早めに
    融資や補助金、物件探しは時間がかかることが多いです。早めに情報収集を始めることで、後々の選択肢が広がります。
ガッツ

コンセプトを決めるのが一番難しそうだけど、一番大事だね!資金も、どれくらい必要か早めにイメージしておかないと…。

しろっち

そうだね!コンセプトはお店の個性そのものだから、じっくり考えることが大切。でも、資金計画も同時進行で考えていかないと、夢だけが先走っちゃうかもしれないよ。まずは大まかな見積もりを立てて、現実的な計画を作っていこう!

【開業5ヶ月前】計画を具体化!事業計画と資格取得準備

カフェで仕事中の男性

コンセプトの輪郭が見えてきたら、次はそれをより詳細な計画に落とし込み、開業に必要な資格の準備を具体的に進める段階です。計画の精度を高め、実現への道筋を明確にしていきます。

やることリスト(開業5ヶ月前)

事業計画書の詳細化

  • 各項目(創業動機、経営者略歴、商品・サービス、市場・競合分析、販売戦略、運営計画、資金計画、収支計画など)を具体的に記述。
  • 収支計画: 売上予測(客単価・席数・回転率・営業日数など、根拠を明確に)、原価計算、経費見積もりを行い、現実的な利益予測を立てる。損益分岐点も計算する。

資金計画の精緻化

  • 初期費用、運転資金の各項目について、より詳細な金額を見積もる。
  • 資金調達方法(自己資金、融資、補助金など)の具体的な計画を立てる。

資格取得準備

  • 食品衛生責任者養成講習会の予約・受講: 資格がない場合は必須。
    講習会は人気で予約が埋まりやすいため、すぐに予約を入れる。eラーニングも検討。
  • (必要な場合)調理師免許、製菓衛生師免許などの確認・取得準備。

開業届・青色申告準備(個人事業主の場合)

  • 税務署への「開業届」提出時期(開業後1ヶ月以内)を確認。
  • 節税メリットのある「青色申告承認申請書」(開業後2ヶ月以内)の提出を検討。

この時期のポイント

  • 事業計画書は「現実的」に
    特に収支計画は、希望的観測ではなく、調査に基づいた具体的な根拠を示して作成することが重要です。これが融資審査でも重視されます。
  • 食品衛生責任者は最優先で
    この資格がないと飲食店営業許可は取得できません。講習の予約・受講は本当に早めに行動しましょう。
  • 税金も計画のうち
    個人事業主の場合、青色申告にするかどうかで納税額が大きく変わる可能性があります。メリットを理解し、期限内に手続きできるよう準備しましょう。
ゆびさし

事業計画書か…数字を考えるのって大変そう…。でも、これがお店の設計図になるんだもんね。食品衛生責任者の講習予約、すぐにやります!

しろっち

事業計画書は大変だけど、お店の将来を左右する重要な設計図だよ。数字は専門家に相談したり、先輩経営者の話を聞いたりして、現実的な計画を立てていこう!

【開業4〜3ヶ月前】場所を決める!物件選定と設計準備

おしゃれなコーヒー屋の外観

いよいよお店の「場所」を決める重要なフェーズです。同時に、店舗設計の準備や、資金調達(融資・補助金)の具体的なアクションを開始します。

やることリスト(開業4〜3ヶ月前)

物件候補の絞り込み・内見

  • コンセプト(ターゲット顧客、雰囲気)と予算に合う物件を複数リストアップ。
  • 実際に足を運び、立地(人通り、視認性、アクセス)、周辺環境、競合状況を確認。
  • 物件の広さ、形状、インフラ設備(電気・ガス・水道・排気)をチェック。

内装・厨房業者の選定と見積もり取得

  • 飲食店の施工実績が豊富な業者を複数ピックアップ。
  • 店舗の設計図面(簡易なものでも可)をもとに、相見積もりを取得。
  • 見積もり内容、提案力、担当者との相性などを比較検討。

保健所への事前相談【最重要!】

  • 店舗の設計図面(業者に作成を依頼、または自分で作成)を持参。
  • 計画している店舗の構造・設備が「施設基準」を満たすか、管轄の保健所に必ず相談・確認する(工事着工前に行うことが鉄則!)。

申請準備(融資申請の場合)

  • 事業計画書を完成させる。
  • 日本政策金融公庫などに相談し、必要書類を確認・準備する。

申請検討・準備(補助金申請の場合)

  • 利用できそうな補助金・助成金の公募情報をチェック。
  • 申請書類(経営計画書など)の作成準備。商工会議所等への相談も検討。

この時期のポイント

  • 物件選びは慎重に
    立地は売上を大きく左右します。家賃は固定費として重くのしかかるため、予算内で最適な場所を見つけることが重要です。契約条件は隅々まで確認しましょう。
  • 居抜き物件のメリット・デメリット
    初期費用は抑えられますが、希望通りのレイアウトにできなかったり、設備の老朽化で追加費用が発生したりするリスクも。メリットとデメリットをよく比較検討しましょう。
  • 施工業者は実績で選ぶ
    飲食店の工事経験が豊富な業者を選びましょう。安さだけで選ぶと、後々トラブルになることも。
  • 保健所への事前相談は必須中の必須!
    これを怠ると、工事後に基準不適合が発覚し、最悪の場合、開業が大幅に遅れたり、高額な手直し工事が必要になったりします。必ず工事着工前に図面を持って相談に行きましょう!
にっこり

物件探しって、大変そうだけどワクワクする!

しろっち

そうだね!でも、契約前の下見は慎重にね。できるだけ多くの物件を見て、比較検討しよう。

【開業3ヶ月前】契約と申請!大きな決断と手続き開始

融資の相談をする女性

物件と施工業者が決まったら、いよいよ契約です。同時に、融資や補助金の申請、店舗設計の最終化など、大きな決断と手続きを進める時期です。

やることリスト(開業3ヶ月前)

物件賃貸借契約の締結

  • 契約書の内容を弁護士など専門家も交えて最終確認し、契約を締結する。
    賃料、契約期間、更新条件、解約条件、保証金返還、原状回復義務、修繕義務、禁止事項など

融資の正式申請(融資申請の場合)

  • 完成した事業計画書と必要書類を、日本政策金融公庫などの金融機関に提出する。
  • 面談対策も準備しておく。

補助金の申請(補助金申請の場合)

  • 公募スケジュールに合わせて申請書類を提出する。

店舗設計の最終化

  • 保健所の事前相談での指導内容を反映し、最終的な店舗設計図面を確定させる。
  • 施工業者と工事請負契約を締結する。

この時期のポイント

  • 契約書は熟読・理解
    賃貸借契約も工事請負契約も、後々のトラブルを防ぐために、内容を完全に理解してから署名・捺印しましょう。不明な点は必ず確認・明確化することが重要です。
  • 資金調達は同時進行
    物件契約と融資申請は連動しています。融資の目処が立たないと物件契約に進めないこともありますし、物件が決まらないと融資の具体的な話が進まないことも。タイミングを見計らって進めましょう。
  • 設計図=お店の青写真
    最終的な設計図面が、これから始まる工事のすべてを決定します。細部まで確認し、後悔のないようにしましょう。
あせあせ

融資の面談って緊張しそう…。どうやって話せばいいんだろう?

しろっち

大丈夫!緊張はするかもだけど、自分の事業への情熱と具体的な計画があれば、自然と伝わるものだよ。

【開業2ヶ月前】形を作る!工事着工と運営準備

内装工事中のカフェ

いよいよお店の形が見えてくる時期です。内装・設備工事がスタートし、同時にメニューや仕入れ先の最終決定、スタッフ募集、情報発信など、運営面の準備も本格化します。

やることリスト(開業2ヶ月前)

内装・設備工事着工

  • 工事スケジュールに沿って工事を開始。
  • 定期的に現場を確認し、進捗状況や施工品質をチェック。
    設計図通りに進んでいるか、問題はないか、業者と密に連携する。

メニュー詳細決定・レシピ作成

  • 提供する全メニューを具体的に決定し、詳細なレシピを作成。
  • 試作を繰り返し、味や見た目を最終調整。
  • 原価計算を行い、価格設定を最終決定。

仕入れ先決定・交渉

  • 全ての仕入れ先を最終決定し、価格、納品条件、支払い条件などを交渉・合意する。
    コーヒー豆、食材、飲料、消耗品など。
  • 必要であれば契約を締結。

SNSアカウント開設・情報発信開始

  • Instagram, X, Facebookなど、ターゲット顧客に合わせたSNSアカウントを開設。
  • お店のコンセプト、工事の進捗、メニュー開発の様子などを発信し、開店前から期待感を高める。

スタッフ求人開始(必要であれば)

  • 求人媒体を選定し、募集を開始。
    求める人物像や労働条件を明確に提示。

各種設備・備品の発注

  • 厨房機器、客席の什器、食器、POSレジ、ユニフォームなど、必要なものをリストアップし、納期を確認して発注する。

この時期のポイント

  • 工事現場との連携
    工事が始まると、現場での確認や判断が必要になる場面が出てきます。定期的に現場に足を運び、施工業者としっかりコミュニケーションを取りましょう。
  • メニューと仕入れは連動
    メニューが決まらないと必要な食材や仕入れ先が決まりません。原価計算もしっかり行い、利益の出る価格設定を意識しましょう。
  • SNSは開店前から
    お店のファンを作るには、開店前から情報発信を始めるのが効果的です。「どんなお店ができるんだろう?」というワクワク感を演出し、オープンへの期待を高めましょう。
  • 発注は計画的に
    設備や備品は、納品までに時間がかかるものもあります。オープン日に間に合うよう、余裕をもって発注しましょう。
きゃー

お店の工事が始まるなんて、夢みたい!でも、メニュー決めとか発注とか、やることもいっぱいだから、頑張んなきゃ!

しろっち

一番忙しくなってくる時期かもしれないね。でも、お店が形になっていくのはやりがいがあるよ!

【開業1ヶ月前】最終準備!許可申請とスタッフ教育

飲食店のスタッフ教育

オープンまであと1ヶ月!いよいよ最終コーナーです。営業に必要な許認可の申請や各種届出、スタッフの採用と研修、HACCP導入など、開店に不可欠な手続きと準備を急ピッチで進めます。

やることリスト(開業1ヶ月前)

飲食店営業許可申請

  • 工事完了の見込みが立ったら、速やかに管轄の保健所へ申請書類を提出。

消防署への届出

  • 「防火対象物使用開始届」(使用開始7日前まで)など、必要な届出を期限内に提出。
  • (収容人数30人以上の場合)「防火管理者選任届」の提出準備(資格取得が必要)。

警察署への届出(深夜営業の場合)

  • 「深夜酒類提供飲食店営業開始届」を開店10日前までに提出。
  • (収容人数30人以上の場合)「防火管理者選任届」の提出準備(資格取得が必要)。

スタッフ採用・研修開始

  • 採用面接を行い、スタッフを決定。
  • 雇用契約を締結。
  • 店舗ルール、接客マナー、オペレーション、衛生管理(HACCP含む)などの初期研修を実施。マニュアル活用も有効。

備品・食器類購入・搬入

  • 発注した備品や食器類を受け入れ、検品し、所定の場所に配置。

HACCPに基づく衛生管理計画の最終化・周知

  • 作成した衛生管理計画と手順書を最終確認し、全スタッフに周知徹底。
  • 温度記録などの記録様式を準備。

POSレジ・キャッシュレス決済設定完了・テスト

  • 機器を設置し、設定を完了。
  • スタッフがスムーズに操作できるよう、練習を行う。

プレオープン・レセプション準備

  • 実施する場合、招待客リストを作成し、案内状を送付。
  • 当日の運営シミュレーション。

集客・販促活動本格化

  • SNSでの開店日告知、キャンペーン情報の発信。
  • チラシ配布、地域メディアへの情報提供など。

この時期のポイント

  • 許認可申請は期限厳守!
    営業許可申請や消防署・警察署への届出は、提出期限が定められています。遅れるとオープン日がずれ込む可能性があるので、計画的に進めましょう。
  • HACCPは全員で理解
    HACCPに基づく衛生管理は、スタッフ全員が理解し、実践できなければ意味がありません。研修でしっかり時間をかけ、重要性を伝えましょう。記録の付け方も指導します。
  • スタッフ研修は丁寧に
    新人スタッフが安心して働けるよう、マニュアルなども活用しながら、丁寧に指導しましょう。特に接客と衛生管理は重要です。
  • オープン告知を最大化
    開店日が近づいたら、SNSやチラシなどで積極的に告知し、オープン景気を盛り上げましょう。
コレは?

 許可申請とか届出とか、書類がいっぱい…。しっかりやらないと!

しろっち

この時期は手続き関係が多いから、漏れがないようにね。必要に応じて専門家(行政書士)に依頼するといいよ。

【開業直前】最終チェック!いよいよオープンへ

腕を組んで考え事をする女性

オープン日を目前に控え、最終的な行政検査への対応、スタッフとのオペレーション確認、そして開店に向けた万全の準備を行います。

やることリスト(開業直前)

保健所・消防署の立ち入り検査対応

  • 申請後に行われる検査に立ち会い、指摘事項があれば速やかに改善する。

飲食店営業許可証の受領・掲示

  • 検査合格後、保健所で許可証を受け取り、店内の見やすい場所に掲示。
  • 食品衛生責任者プレートも忘れずに掲示。

スタッフ最終研修・オペレーションシミュレーション

  • 開店後の実際の流れを想定したロールプレイングなどを行い、連携を確認。
  • メニューやサービスの最終確認。

食材・備品の最終仕入れ・搬入

  • オープンに必要な初期在庫を確保。

店内清掃・ディスプレイ最終調整

  • お客様を迎える準備を完璧に整える。

レジ・釣銭準備

  • レジにお金(釣銭含む)を準備する。

レセプション・プレオープン実施(実施する場合)

  • 関係者や友人を招き、オペレーションの最終チェックとフィードバック収集。改善点を洗い出す。

この時期のポイント

  • 検査対応は真摯に
    保健所や消防署の検査は、安全・安心なお店を作るための重要なステップです。指摘を受けた場合は、真摯に対応し、改善しましょう。
  • 許可証は必ず掲示
    営業許可証と食品衛生責任者プレートの掲示は義務です。
  • シミュレーションで不安解消
    実際に動いてみることで、見落としていた問題点や改善点が見つかります。プレオープンは貴重な練習機会です。
  • 最高の状態でオープンを
    清掃、ディスプレイ、スタッフのモチベーション。すべてを最高の状態に整え、オープン日を迎えましょう。
イエィ

もうすぐオープン!緊張するけど、すごく楽しみ!最後の最後まで気を抜かずに、しっかり準備しよう!

しろっち

長い準備期間を経て、ついにオープンの日を迎えられるんだから、ドキドキするね!

【祝!開業日】そして、これから

飲食店と女性店員

長い準備期間を経て、ついに夢に見たあなたのお店がオープンします!しかし、これはゴールではなく、お客様に愛され、長く続くお店を創っていくための新たなスタートラインです。

開業後の主なタスク

開業日のお祝いムードも束の間、日々の店舗運営が始まります。継続していくべき主なタスクを確認しましょう。

最高の笑顔とサービスで顧客を迎える!

  • 初来店のお客様には特に気を配り、リピーターになっていただけるよう配慮
  • お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、サービス向上に活かす

日々の運営と改善

  • 売上管理・分析
    日次・週次・月次でのチェック
  • 丁寧な顧客対応(クレーム対応含む)
  • 適切な在庫管理と発注業務
    フードロス削減も意識
  • 日々の清掃と衛生管理の徹底
  • スタッフのシフト管理と労務管理
  • 継続的なマーケティング・集客活動
    SNS更新、キャンペーンなど
  • お客様の声や売上データに基づいたメニューやサービスの改善

許可更新・届出管理

  • 飲食店営業許可の有効期限を把握し、期限前に更新手続きを行う。
  • 営業者情報、店舗情報、食品衛生責任者などに変更があった場合は、速やかに届出を行う。
  • 休業・廃業する場合も届出が必要。

HACCPの継続

  • 定めた衛生管理計画を日々確実に実施する。
  • 温度管理などの記録を毎日つけ、保管する。
  • 定期的に計画の有効性を検証し、必要に応じて見直す。

開業後の心構え

長く愛されるお店を続けるためには、以下の点を心に留めておきましょう。

  • お客様第一
  • 数字を見る(売上、経費、利益)
  • 学び続ける(業界トレンド、新技術)
  • コンプライアンス遵守(法律、衛生管理)
やったー

ついに自分のお店がオープン!も、ここからが本当のスタートなんだね。頑張ろう!

しろっち

開店おめでとう!大変なことも多いけれど、お客様の笑顔は何よりのやりがいになるはず。初心を忘れず、長く愛されるお店にしてね!

まとめ

飲食店の開業は、夢と情熱だけでは成し遂げられません。オープンまでの道のりには、数多くのステップと、クリアすべき課題があります。

この記事では、飲食店開業までの流れの解説として、オープン日から逆算した6ヶ月間の具体的なステップと、各期間でやるべきことをチェックリスト形式で詳しく解説してきました。

  • 計画こそが成功の鍵
    コンセプト策定から資金計画、事業計画の立案まで、最初の計画段階が最も重要です。
  • 手続きは早め&確実に
    営業許可や各種届出は、期限を守り、不備なく行うことが重要です。特に保健所への事前相談は必須です。
  • 準備は細部まで
    物件選び、内装工事、設備・備品の選定、メニュー開発、人材育成、HACCP導入など、一つ一つの準備を丁寧に行うことが、スムーズな開業と安定経営に繋がります。

この「やることリスト」が、あなたの飲食店開業準備の確かな道しるべとなり、漠然とした不安を具体的な行動に変えるきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。

多くの人に愛される、あなただけの素晴らしい飲食店を創り上げてください!

この記事は、Small biz運営チームが作成しました。